寺宝
- 開基 服部半蔵正成公の槍
「鬼半蔵」の異名をとり、数々の戦功により徳川家康公から拝領した槍です。
安政時代の地震により穂先が折れ、第二次大戦の空襲により柄も焼け焦げてしまいました。
現在の全体の長さは約258㎝、太さは約5㎝、重さは約7.5㎏
新宿区の文化財に登録されています。
- 服部半蔵正成公の墓
入道し、信康公の菩提を弔うために開基となり西念寺を建立しました。
法名は「専称院殿前石州安譽西念大禅定門」
- 松平信康公供養塔
家康公嫡男信康公の供養塔には遺髪が納められています。
御霊廟は浜松の清瀧寺です。
法名は「清瀧寺殿前三州達岩善通大居士」
- 大涅槃図
お釈迦さまがお亡くなりになった様子が描かれた涅槃図です。
毎年2月1日~末日まで本堂床の間にお祀りします。
縦 約284㎝、幅 約200㎝
- 徳川十六神将図
江戸後期写。文人表具様式。
徳川家康公と共に戦国を戦い抜いた譜代の十六人の武将の肖像画で、服部半蔵正成公の姿も見られます。東照宮信仰に伴って流行したようです。
縦 約180㎝、幅 約66㎝
- 大多喜城本丸御殿より移築した「書院(本堂一部)」
第二次大戦の戦災による旧本堂焼失とその後の本堂再建の際、有縁の方のご厚意により「徳川四天王に名高い勇将・本多忠勝公」の居城、上総大多喜城本丸御殿の一部を移築したものです。